「水と一体化する肥料」という新発想が、吸収スピードと作物の変化を劇的に変える。
特許第7522493号(メカノケミカル加工)によって生まれた有機肥料「BB3000」は、これまでの肥料常識を覆します。
有機原料をナノ〜マイクロレベルまで微細化し、さらに粒子表面をイオン化することで、水と瞬時に一体化。
これにより、植物は水と同時に養分を吸収するという、従来の肥料では不可能だった現象を実現しました。
・なぜナノ化とイオン化が必要だったのか。
従来の有機肥料は、土壌中で微生物が分解し養分を可溶化するまでに時間がかかり、効果が出るのは早くても5〜7日後、遅い場合は2〜3週間後。さらに粒子径は数百ミクロン〜数ミリと大きく、水と馴染みにくいため、吸収効率は50%未満とも言われます。その結果、与えた養分の多くが雨や灌水で流出・蒸発し、肥効が安定しませんでした。
例えば、従来肥料では初期生育の遅れや色ムラが発生しやすく、収穫量や品質のばらつきの要因となっていました。
BB3000は、この課題を解決するためにナノ化とイオン化という二つの技術を融合。粒子を極限まで小さく(平均粒径数十〜数百ナノメートル)、表面に電荷を持たせて水との親和性を高め、養分を水と一体化させることに成功しました。これにより、植物は水を吸うのと同時に栄養を吸収できる、まったく新しい給餌メカニズムが誕生したのです。
・イオン化の意味と効果
有機原料を極限まで微細化し、分子の表面に電荷を帯びさせる技術です。この状態になると、水と瞬時に馴染み、まるで“水そのもの”が栄養分に変わります。植物は水を吸い上げるのと同時に、必要な栄養を一気に取り込むことが可能になります。
ここがすごい!
- 瞬発力:施肥から数分〜数時間で変化が現れ、葉色や生育スピードに直結
- 効率性:分子レベルで吸収されるため、活性剤並みの効果を少量で発揮
- ロスゼロ設計:雨や灌水による栄養分の流出を最小限に抑える
ナノ化の意味と相乗効果
ナノ化とは?
粒子をナノ〜マイクロレベルまで細かくし、表面積を大幅に増やすことです。これにより、粒子全体が水と接触しやすくなり、イオン化の効果が最大限に発揮されます。
ナノ化 × イオン化の奇跡
- ナノ化 → 接触面積が増え、反応スピードが加速
- イオン化 → 即溶解・即吸収が可能に
結果として、「水分+養分」同時吸収というこれまでの肥料では不可能だった現象が起こります。
・水分と養分の同時吸収メカニズム
従来の有機肥料:微生物による分解を待たなければならず、吸収まで数日〜数週間。
BB3000:水に溶けた瞬間から植物に届き、まるで点滴のように直接栄養が行き渡ります。
吸収の流れ
- 土中で水とBB3000粒子が混ざる
- 粒子が瞬時に溶け込み、完全一体化
- 根毛が水と一緒に栄養を吸収
・農家と家庭菜園に与える影響
- 驚異の少量で活性剤並みの効果を実現: 非常に少ない量で多くの効果が期待できる
- 簡単導入、多用途に活用可能: 元肥・追肥・液肥いずれにも活用可能
- 液肥使用も安心、詰まり知らず: 沈殿しない設計のため、液肥として使用しても配管やパイプが詰まりにくい
- 家庭菜園で劇的な変化を体験: 発芽率の向上、苗の立ち上がりが早く、味や香りが格段に良くなる
- 農家の収益性と販路を拡大: 収穫サイクル短縮、品質の均一化、収量の安定化で販路拡大にも貢献
まとめ
BB3000は、今までの有機肥料の常識を覆す存在です。少量で活性剤並みの効果を実現し、導入も容易。しかも沈殿しないため液肥としても安心して使用でき、家庭菜園から大規模農業まで幅広く対応可能。結果として、高品質な作物の安定生産と収益性の向上を同時に叶える、まさに次世代の有機肥料です。
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