※本記事は、日本農業新聞(JACOM、2025年10月15日掲載)
「栃木県農業総合研究センターいちご研究所、村田製作所と実証実験を開始 farmo」
(https://www.jacom.or.jp/saibai/news/2025/10/251015-85066.php)を参考に、Grean Loop編集部が再構成・解説したものです。
スマートファーミングでいちご品質の向上をめざす
栃木県を拠点とするIoT機器ベンチャー企業のfarmo(ファーモ)は、
栃木県農業総合研究センターいちご研究所および株式会社村田製作所と連携し、
いちごの品質向上を目的としたスマート農業実証実験を開始しました。
この実験では、farmoの環境制御システム「ハウスファーモGタイプ」に
村田製作所の土壌センサを搭載し、いちごの生育環境をリアルタイムでモニタリング。
温度・湿度・水分・施肥などの情報を収集し、データに基づく最適な生育管理を行うことで、
高品質ないちごの安定生産を検証します。
日本一のいちご産地・栃木県が挑む新たな実証
栃木県農業総合研究センターいちご研究所は、
「女峰」「とちおとめ」など日本を代表する品種を生み出してきた研究拠点です。
近年では新品種「とちあいか」が注目を集めています。
世界的な気候変動による品質低下や収量減少が課題となるなか、
いちごの栽培においても精密な環境制御が求められています。
今回の実証実験では、farmoが持つクラウドプラットフォームと
村田製作所のセンシング技術、研究所の生育管理知見を融合し、
次世代スマートファーミングモデルの構築を目指します。
Grean Loop編集部コメント
IoTやセンシング技術を活用した精密農業は、
これまで経験や勘に頼ってきた栽培管理をデータドリブン化する大きな転換点です。
栃木県が誇るいちご産業においても、こうした取り組みが進むことで、
品質・収量の安定化に加え、持続可能で再現性の高い農業モデルが期待されます。
出典:
日本農業新聞(JACOM、2025年10月15日掲載)
「栃木県農業総合研究センターいちご研究所、村田製作所と実証実験を開始 farmo」
https://www.jacom.or.jp/saibai/news/2025/10/251015-85066.php
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