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【2026年最新】住宅街で育つ“松戸のレモン”が収穫最盛期に

※本記事は、PR TIMES(2026年2月5日配信)
「住宅街で育つ“松戸のレモン”が収穫最盛期に
~30年の歩みが生んだ10種の柑橘、井戸設備の安定稼働で順調な生育~」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000574.000015010.html)を参考に、Grean Loop編集部が再構成・解説したものです。

~30年の歩みが生んだ10種の柑橘、井戸設備の安定稼働で順調な生育~

千葉県松戸市で、住宅街に囲まれた環境で育つ「松戸のレモン」が、2026年も収穫の最盛期を迎えている。
新松戸地区にある 鵜殿シトラスファーム では、レモンを中心に約10種類の柑橘類を栽培しており、併設の直売所には旬の果実を求める来店者が訪れている。

住宅街の環境を活かしたレモン栽培

松戸のレモン栽培は、約30年前、園芸店で残っていた3本の苗を植えたことから始まった。
本来、温暖な地域を好むレモンにとって、関東の冬は必ずしも適した環境とは言えない。

しかし、新松戸の住宅街は建物や舗装面の影響により、夜間の気温低下が緩やかになる「ヒートアイランド現象」が起きやすい。
鵜殿シトラスファームでは、この都市部特有の環境を栽培に活かし、寒さに弱いレモンの安定生産を実現してきた。

井戸設備の導入で猛暑・乾燥に対応

近年は猛暑や少雨による乾燥が深刻化している。
同農園では2024年に自社井戸を新設し、夏場の灌水(かんすい)体制を強化した。

適切な水分管理を行うことで、樹勢の低下や生理落葉、病気の発生を抑制。
その結果、果汁が多く香りの良いレモンが育ち、年ごとの気象変動に左右されにくい生産体制が整いつつある。

多様な柑橘が揃うラインナップ

現在、同農園では以下のような個性豊かな柑橘類を栽培している。

  • 優レモン(ゆうレモン)
    酸味がまろやかで皮が薄く、皮ごと使えるのが特徴の看板品種。

  • 璃の香(りのか)
    日本生まれの新品種。大玉で果汁が多く、種が少ない。

  • ライムクワット
    金柑とライムの交配種で、スパイシーな香りが特徴。

  • ベルガモット
    紅茶の香り付けで知られる、非常に香りの強い希少柑橘。

このほか、フィンガーライムやピンクレモネードレモンなど、計10種を栽培している。

生産者コメント

鵜殿シトラスファームの鵜殿崇史さんは、次のように話す。

「2022年の猛暑で落葉が進み、収量が半減した経験を踏まえて井戸を掘りました。
夏場にこまめな灌水を行うことで、水分ストレスによる病気や落葉を防ぎ、今年は例年より作柄も良好です。
今後も消費者に近い場所で、身近な都市農業を続けていきたいと考えています」

松戸のレモンを楽しめる拠点

採れたての柑橘は、直売所「MONPE(モンペ)」で購入できるほか、併設カフェ「M+(エムプラス)」ではベルガモットを使ったドリンクなども提供されている。

また、市内外の菓子店やジェラートショップでも、鵜殿シトラスファームの柑橘を使った商品が展開されており、都市農業と地域消費をつなぐ取り組みとして注目されている。

Grean Loop編集部コメント

住宅街という一見不利に見える立地を、保温効果という強みに変え、さらに井戸灌水で気候変動リスクに対応する──。
松戸のレモンは、都市農業が持つ「環境適応力」と「消費者との距離の近さ」を体現する好例と言える。
今後、都市部における果樹栽培モデルとして、他地域への波及も期待したい。

出典
PR TIMES
「住宅街で育つ“松戸のレモン”が収穫最盛期に
~30年の歩みが生んだ10種の柑橘、井戸設備の安定稼働で順調な生育~」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000574.000015010.html

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