農業ニュース

気候変動時代に“産地はどう変わるか”

※本記事は、農林水産省(令和8年1月30日発表)
「気候変動に負けない『新たな品目・品種の導入による産地づくりセミナー』を開催します」
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/kankyo/260130.html)を参考に、Grean Loop編集部が再構成・解説したものです。

新たな品目・品種導入による産地づくりセミナー、2月26日に開催

高温、豪雨、渇水など、気候変動の影響が農業現場に直撃する中、**「何を作るか」「どの品種を選ぶか」**は産地の存続を左右する重要テーマとなっています。
こうした課題に対応するため、農林水産省は令和8年2月26日、気候変動に負けない新たな品目・品種の導入による産地づくりセミナーをオンラインで開催します。

本セミナーでは、水稲の高温耐性品種の普及事例から、これまで産地化されてこなかった新作物への転換チャレンジまで、全国の実践例が共有されます。

セミナー概要

  • 日時:令和8年2月26日(木)13:30〜16:00

  • 開催形式:オンライン(Microsoft Teams)

  • 参加費:無料

  • 申込締切:令和8年2月24日(火)17:00

  • 定員:約3,000名(先着)

プログラムの見どころ

① 基調講演|気候変動とこれからの農業

  • 講師長谷川利拡
    農研機構 農業環境研究部門)

気候変動が作物生産に与える影響と、今後求められる農業の適応戦略を俯瞰的に解説。


② 水稲高温耐性品種の普及事例

  • 新潟県:高温リスク下でも安定生産を実現する米づくり

  • 佐賀県:県を挙げた高温耐性品種導入の実践

  • 茨城県:「にじのきらめき」普及の成果と課題

  • 農研機構:科学的視点からの品種評価と適応策

👉 “米どころ”がどう変わり始めているのかが具体的に見える構成です。


③ 新たな品目への挑戦

  • 沖縄:国産コーヒーを目指す「ネスカフェ 沖縄コーヒープロジェクト」

  • 北海道:さつまいも「由栗いも」の特産品化

  • 静岡県:アボカドの産地化プロジェクト

  • 京都府:「京おくら」という新ブランドづくり

従来の気候条件に縛られない、**“次世代の産地モデル”**が多数紹介されます。

参加申込方法

Grean Loop編集部コメント

今回のセミナーの本質は、単なる**技術紹介ではなく「産地の再設計」**にあります。
高温耐性品種の導入は“守り”の戦略であり、新品目への挑戦は“攻め”の戦略。両者をどう組み合わせるかが、これからの地域農業の分岐点になるでしょう。

特に、行政・研究機関・企業・生産者が同じテーブルに立つ構成は、現場実装を意識した好例です。
「うちの地域でも応用できるか?」という視点で参加することで、多くのヒントが得られるセミナーと言えます。

出典
農林水産省
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/kankyo/260130.html

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