※本記事は、日本農業新聞(JACOM、2026年1月27日掲載)
「農業の持続的発展や地域の活性化へ JAと包括連携協定を締結 高槻市」
(https://www.jacom.or.jp/nousei/news/2026/01/260127-87112.php)を参考に、**Grean Loop編集部**が再構成・解説したものです。
高槻市とJAたかつきが包括連携協定を締結
大阪府高槻市は2026年1月26日、JAたかつきと包括連携協定を締結しました。
本協定は、農業者が安心して営農を続けられる環境づくりと、農業を軸とした地域活性化を同時に進めることを目的としています。
これまで両者は連携しながら農業者支援に取り組んできましたが、担い手の高齢化、有害鳥獣被害の深刻化、肥料や農業資材の価格高騰など、農業を取り巻く環境は年々厳しさを増しています。今回の協定により、連携をより制度的・包括的に強化します。
農業者支援を柱に、現場課題へ実践的に対応
協定に基づく主な取り組みの一つが、農業者支援の強化です。
具体的には、営農に深刻な影響を及ぼす有害鳥獣対策の強化や、要望の多いジャンボタニシ駆除への補助などを通じ、農業者が安心して生産に取り組める環境づくりを進めます。
また、新規就農を希望する人に対しては、市とJAがそれぞれ持つ情報を共有し、きめ細やかな相談体制を構築。担い手確保に向けた“入口支援”の充実も図ります。
防災・次世代育成まで広がる連携分野
本協定は農業分野にとどまらず、防災・災害対策や次世代育成にも連携を広げています。
災害などにより主食用米の確保が困難になった場合には、JAたかつきが市に対して米穀を優先供給することを検討。
さらに、JA施設の一部を中高生向けの自習室として開放する構想もあり、地域に根差した社会貢献の場としての役割も期待されています。
農業×地域づくりの好循環モデルへ
協定締結式で、JAたかつきの森本茂代表理事組合長は
「市とますます連携し、農業者への支援、地域貢献活動を進めていきたい」
とコメント。
また、濱田市長は
「相互に連携を図り、農業を通じた魅力ある街づくりの実現を目指したい」
と述べ、協定への期待を示しました。
包括連携協定による主な連携事項
農業の振興に関すること
地産地消の推進に関すること
未来を担う次世代の育成に関すること
防災・災害対策に関すること
市の各種政策の普及啓発に関すること
その他、本協定の目的に資する事項
Grean Loop編集部コメント
自治体とJAが“営農支援”と“地域課題解決”を同時に進める本協定は、農業を地域インフラとして再定義する好例です。特に、有害鳥獣対策やジャンボタニシ駆除といった現場ニーズに直結した支援と、防災・教育分野まで視野を広げた点は評価できます。今後は、施策の成果や参加農業者の声を可視化することで、他地域への横展開も期待されます。
出典
日本農業新聞(JACOM)
https://www.jacom.or.jp/nousei/news/2026/01/260127-87112.php
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