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水さらしナシで丸かじりできる!“涙の出ないタマネギ”「スマイルボール」2025年分が登場

※本記事は、PR TIMES(2025年10月17日掲載)
「水さらしナシでほんのり甘く、丸かじりできる驚きのタマネギ『スマイルボール』 2025年収穫分 販売開始!」
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000598.000036263.html)を参考に、Grean Loop編集部が再構成・解説したものです。

PR TIMESより引用

ハウス食品グループ本社株式会社は、辛みがなく生のまま丸かじりできる“涙の出ないタマネギ”「スマイルボール」を、2025年10月中旬より数量限定で販売開始します。
2015年の発売以来人気を集め、昨年は過去最大の出荷量を記録。今年も北海道・首都圏のスーパーやECサイトを中心に展開されます。

10年以上の研究から誕生した「辛くないタマネギ」

「スマイルボール」は、ハウス食品グループが10年以上をかけて研究・開発した特別なタマネギ。
辛み成分の発生を抑える品種改良(※遺伝子組み換えではない)によって、切っても涙が出ず、水にさらさずに食べられるのが特長です。

水にさらす必要がないため、ビタミンやミネラルなどタマネギ本来の栄養をそのまま摂取可能。
“生でサラダ”“焼いて甘みを引き出す”など、調理の幅も広がります。

生産はすべて北海道の契約農家による限定栽培。一般的な新タマネギの旬(春)とは異なり、10月中旬~2月末が食べごろです。

「スマイルボール」販売情報

 インターネット販売(楽天/Amazon)

数量限定で予約受付中。発送は10月下旬より順次。

 店頭販売

北海道および首都圏の一部スーパーにて販売予定。

  • Lサイズ2個入り:278円~298円(税抜)

  • Mサイズ3個入り:278円~298円(税抜)

 惣菜・外食展開

「日本のさらだ いとはん」や「グリーン・グルメ」にて2025年10月21日~2026年1月21日まで期間限定販売。
そのほかサラダボウル専門店や外食店舗でも使用メニューが展開されます。

タマネギ研究の歩みと評価

ハウス食品グループは、2002年の「催涙成分合成酵素の発見」を皮切りに、タマネギの辛み・涙成分の研究を継続。
2013年には「イグ・ノーベル化学賞」を受賞し、2025年には「涙のでないタマネギ『スマイルボール』とその関連技術の開発」で農芸化学技術賞を受賞しました。

さらに、契約農家とともに「明日もタマネギ生産を続ける会(あすたま会)」を2025年6月に発足。
AIやデータを活用した“データ駆動型農業”で生産安定化に挑んでいます。

新ブランド「また明日も食べたくなる野菜」

「スマイルボール」は、ハウス食品グループが展開する新ブランド「また明日も食べたくなる野菜」の主力商品。
「おいしいから食べたい」という前向きな食卓を提案し、野菜の新しい価値を創出しています。

Grean Loop編集部コメント

タマネギ研究が“イグ・ノーベル賞”から“農芸化学技術賞”へと進化を遂げたハウス食品の挑戦は、
日本の農業研究の継続性と革新性を象徴しています。
「スマイルボール」は、食卓に科学とやさしさを両立させた“未来の定番野菜”として注目したい存在です。

出典:
PR TIMES(2025年10月17日掲載)
「水さらしナシでほんのり甘く、丸かじりできる驚きのタマネギ『スマイルボール』2025年収穫分販売開始!」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000598.000036263.html

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