※本記事は、日本農業新聞(JACOM、2025年10月14日掲載)
「農業遺産の次世代への継承を考えるシンポジウム開催 農水省」
(https://www.jacom.or.jp/nousei/news/2025/10/251014-85042.php)を参考に、Grean Loop編集部が再構成・解説したものです。
農林水産省は11月7日、**「農業遺産地域と民間企業等の連携促進」**をテーマとしたシンポジウムを開催する。
会場は東京・丸の内の「丸ビルホール&ホワイエ」。オンラインとのハイブリッド形式で実施され、地域と企業の交流会も予定されている。
農業遺産は、地域に根差した持続可能な農林水産業の営みを、世代を超えて継承してきた貴重な文化・産業資産。
近年、SDGsや地域循環共生圏の視点からその価値が再注目されており、民間との協働が新たな可能性を拓くと期待されている。
農水省は2026年度(令和8年度)より、農業遺産地域と企業の協働を支援する「農業遺産オフィシャルサポーター制度」を本格運用予定。
この制度を通じ、地域の活性化や新たな産業創出、環境保全の取組を企業と共に推進していく構想だ。
シンポジウムの主なプログラム
基調講演:「農業遺産を活用した地域活性化」
講師:八木信行氏(東京大学大学院教授/世界農業遺産等専門家会議 委員長)連携事例紹介
・石川県能登地域 × アサヒビール株式会社
・滋賀県琵琶湖地域 × 生活協同組合コープしがパネルディスカッション
テーマ:
「農業遺産地域における企業活動の意義と今後の可能性」
ファシリテーター:小谷あゆみ氏(農ジャーナリスト/フリーアナウンサー)
パネリスト:
八木信行氏(東京大学大学院教授)
石川淳哉氏(SOCIAL GOOD PRODUCER/ドリームデザイン代表)
辻本一好氏(神戸新聞社 編集委員)
鈴木正也氏(インパクトサークル株式会社 事業部長)
伊藤雅志氏(岐阜県農政部 里川・水産振興課 課長)- 農業遺産地域のPR
- 企業のPR
- 地域と企業との交流会
Grean Loop編集部コメント
農業遺産は、地域固有の知恵や自然と共生する営みを今に伝える“生きた文化遺産”です。
企業の参画によって、従来の保全活動に加え、教育・観光・商品開発など多角的な地域づくりが進む可能性があります。
持続可能な農業と地方創生を両立させる鍵として、官民連携の新たなモデルに注目が集まります。
出典:
日本農業新聞(JACOM、2025年10月14日掲載)
「農業遺産の次世代への継承を考えるシンポジウム開催 農水省」
https://www.jacom.or.jp/nousei/news/2025/10/251014-85042.php
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