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2027年横浜で最上位クラス(A1)の国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」開催へ

※本記事は、農林水産省(2025年時点)公開情報
「2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)」
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kaki/flower/expo2027.html)を参考に、Grean Loop編集部が再構成・解説したものです。

国際園芸博覧会とは

国際園芸博覧会は、花と緑を通じた暮らしの豊かさや社会課題の解決を目的に開催される国際的な博覧会です。
国際園芸家協会(AIPH)の承認を得て行われ、最上位の「A1クラス」については博覧会国際事務局(BIE)の認定が必要です。

GREEN×EXPO 2027 の概要

  • 開催期間:2027年3月19日~9月26日

  • 会場:横浜市・旧上瀬谷通信施設の一部(約100ha)

  • 想定参加者数:1,500万人(うち有料来場者1,000万人以上)

  • テーマ:幸せを創る明日の風景(Scenery of the Future for Happiness)

今回の博覧会は、1990年大阪市での「国際花と緑の博覧会(花の万博)」以来、37年ぶりのA1クラス開催となります。

開催の意義

本博覧会は、気候変動などの地球規模の環境課題を踏まえ、

  • 日本が培ってきた自然との関わりや文化の再評価

  • 持続可能な社会の形成への活用

  • 花や緑を通じた幸福感あふれる社会づくり
    を目指しています。

またICTを活用した参加形態も予定され、多様な主体が参画する場となります。

過去の国際園芸博覧会と日本の参加

日本は1984年のイギリス・リバプール以降、すべての国際園芸博覧会に政府出展しています。
近年では、

  • 2019年 中国・北京

  • 2022年 オランダ・アルメーレ

  • 2023年 カタール・ドーハ
    に出展しており、国際的な園芸文化の交流を深めてきました。

Grean Loop編集部コメント

「GREEN×EXPO 2027」は、日本の園芸・農業文化を世界に示すまたとない機会です。
横浜を中心に、全国の花き産業や農業、さらには観光・地域経済にも大きな波及効果が期待されます。
特に、花と緑によるまちづくり、ふるさと納税やECサイトを活用した販路拡大の事例紹介、地域農業のブランド化など、博覧会の開催をきっかけに新しいチャレンジが広がるでしょう。

出典
農林水産省
「2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)」
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kaki/flower/expo2027.html

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