※本記事は、MSNニュース(2025年9月10日掲載)
「【高知】“売る”から“育てる”へ 旭食品グループがドローン駆使し『スマート農業』へ本格参入」
(https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%E9%AB%98%E7%9F%A5-%E5%A3%B2%E3%82%8B-%E3%81%8B%E3%82%89-%E8%82%B2%E3%81%A6%E3%82%8B-%E3%81%B8-%E6%97%AD%E9%A3%9F%E5%93%81%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97%E3%81%8C%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3%E9%A7%86%E4%BD%BF%E3%81%97-%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E8%BE%B2%E6%A5%AD-%E3%81%B8%E6%9C%AC%E6%A0%BC%E5%8F%82%E5%85%A5/ar-AA1Mgf32?ocid=BingNewsSerp)を参考に、Grean Loop編集部が再構成・解説したものです。
耕作放棄地を活用、酒米とユズ栽培スタート
食品卸売業から自ら「育てる」モデルへ──耕作放棄地を活用した酒米・ユズ栽培に挑戦。
高知県南国市の田んぼでは、ドローンが空から農薬を散布。これまで半日かかっていた作業が、わずか30分で完了しました。省力化と効率化を両立させる“スマート農業”に、食品卸売大手・旭食品グループが本格的に乗り出しています。
旭食品のグループ会社「旭ドリームファーム」は2025年5月、農業法人を設立。高齢化により増加する耕作放棄地を借り受け、酒米やユズの栽培を始めました。
酒米は10月中旬に収穫予定で、地元の農協やグループ内の酔鯨酒造へ出荷。ユズは5年後の収穫を見据え、海外展開も視野に入れています。
ドローン導入で“人にやさしい農業”
田んぼに入る必要はほとんどなく、作業員は水の管理や生育確認が中心。ドローンによる散布は労働負担を大きく減らし、従来の「重労働」のイメージを一新します。
社長の朝倉和也氏は「労力を削減し、新規参入者が増えるモデルケースを作りたい」と語ります。
スマート農業の波及効果
旭ドリームファームは将来的に酒米の栽培面積を100ヘクタール規模に拡大し、協力農家と共にスマート農業を推進する方針です。
食品卸業としての強みを生かし、“育てた作物をグループで消費・販売”する循環型モデルを構築。農業を「守る」だけでなく「広げる」取り組みとして注目されています。
Grean Loop編集部コメント
食品卸売業が自ら農業に参入する動きは、サプライチェーン全体の持続可能性を高める挑戦です。特に酒米やユズといった地域性のある作物を扱うことで、地元の農業と加工業の連携強化が期待されます。
ドローンなどのテクノロジー導入は、担い手不足に直面する日本の農業において不可欠。旭食品の事例は、今後の「企業×農業連携」のロールモデルになるでしょう。
出典
MSNニュース(2025年9月10日掲載)
「【高知】“売る”から“育てる”へ 旭食品グループがドローン駆使し『スマート農業』へ本格参入」
(https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%E9%AB%98%E7%9F%A5-%E5%A3%B2%E3%82%8B-%E3%81%8B%E3%82%89-%E8%82%B2%E3%81%A6%E3%82%8B-%E3%81%B8-%E6%97%AD%E9%A3%9F%E5%93%81%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97%E3%81%8C%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3%E9%A7%86%E4%BD%BF%E3%81%97-%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E8%BE%B2%E6%A5%AD-%E3%81%B8%E6%9C%AC%E6%A0%BC%E5%8F%82%E5%85%A5/ar-AA1Mgf32?ocid=BingNewsSerp)
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